プロ家庭教師 A-Tutor Classes

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保護者の方へ

私は、家庭教師としての活動の中で、いわゆる「出来る」生徒と「出来ない」生徒と接しています。
ここでは、「出来る」生徒を仮にA君、「出来ない」生徒を仮にB君として、違いを述べていきます。
ただ、「出来る」、「出来ない」とはあくまで仮のポジションであり、生まれつき決まっていて固定されているということは絶対にありません。
両者の違いを知り、私が様々なアプローチをすることにより、B君からA君への転換を狙います。

「出来る」A君、「出来ない」B君

様々なケースにおける典型的な両者の行動について述べていきます。
科目につきましては、算数をイメージしていただけると分かり易いかと思います。

テスト問題を見た時に・・

A君はテスト問題を見た時に、全ては基礎の応用で、「見たことがある問題だ・・」と感じます。
B君は、目の前の問題と過去に学んだこととの繋がりが見えず、「習ったことのない問題だった・・」と感じます。

難しい問題に出会った時に・・

A君は、興味、好奇心を持って、持っている知識を用いてチャレンジをします。
そして、その試行錯誤を通じて、私の授業の核である考える力を磨きます。
B君は、自分の持っている知識を試すこともなく、誰かに質問をします。
一見、勉強の進行に滞りは無いように見えますが、日々の勉強の中で考える力を養っておらず、ふと気づいたときには絶望的なまでの力の差を感じるのかもしれません。

周りの人間の反応によって・・

A君は、「君は出来る・・」というメッセージを受け続け、エネルギーに変えます。
B君は、「君の力はその程度だ・・」というメッセージを受け続けます。そして成長を阻害する最大の要因、劣等感を抱いてしまいかねません。

正のスパイラル・負のスパイラル

A君は、結果を出す→承認される→モチベーションが上がる→意欲的に勉強する→結果を出す、という好循環を生み出します。
B君は、結果が出ない→否定される→モチベーションが下がる→意欲の出ないまま勉強する→結果が出ない、という悪循環に陥ります。

3つのポジションとそれぞれの役割

ここでは、授業を効率的に進めていくうえでの家庭教師、生徒、親のあり方について述べていきます。

独立して連携する

私は、家庭教師、生徒、親という3つのポジションが独立して連携することが重要な基盤になると考えます。
ここでポイントとなるのは、独立して、ということです。
各ポジションがそれぞれの役割を果たし、他のポジションの領域を侵さないことが求められます。
家庭教師の役割は、授業をすることです。
ご家庭の教育方針や志望校の決定、変更に対し口をはさむことはすべきでないと考えております。
親の役割は、塾、家庭教師等に対する時間の配分や志望校の決定、加えて私の場合は生徒の自宅での学習状況についてのデータをとることをお願いしております。
生徒に勉強を教えること、家庭教師の授業方針に介入することは授業効率の低下につながります。
生徒の役割は、無論勉強をすることです。
家庭教師、親との情報共有を怠ることなく、成長を感じながら目標に向かうことが必要です。

親の過干渉が子どもの可能性を潰す

親が、過度に子どもの勉強に干渉し、支配することは危険です。
自身の興味、関心により成長しようという意欲に欠け、与えられた事以上の事をこなすことが出来ない子どもを生み出すことに繋がりかねません。
子どもは元々、勉強を意義あるものとして頑張りたいという欲求を持っています。
子どもが本当に望む前に、強制的に勉強を与えられるとどうなってしまうかは、自身の立場に置き換えてみるとお分かりかと思います。
「本当にこれは子どもの為だけなのか・・」という問いを持つことが必要です。
親の欲望、見栄、コンプレックス等が見え隠れする可能性もあるのです。

子どもの成長を見守る為に・・

成長とは・・学習曲線

教育心理学に於いて、学習曲線と呼ばれる曲線があります。
能力というものは、一定量の努力を続けた場合でも、右肩上がりの直線を描いて伸びる訳ではないというものです。
大きく伸びる時期とプラトー(高原)と呼ばれる停滞期を交互に繰り返すのです。
この考えは、私が授業の中で生徒に伝えてきた「成績は、ある日突然伸びる」ということと一致します。
ゆえに、結果が出ない時期がしばらく続いても、次の成長の準備だと考え、生徒を必要以上に追いつめることがないようにする必要があります。

学びたいという欲求

前述したように、子どもには学びたいという欲求があります。
この欲求を上手く導き出すことが勉強の喜びを知るうえで重要です。
自分の力を大きく超えた内容を無理矢理やらせること、物などの報酬を与えることは全くの逆効果です。
あくまでも、勉強それ自体に興味を持つことが本当の欲求と言えるでしょう。

偏差値・模試について

私は、ホームページ等で情報を掲載する時は、あくまで分かり易くする為に、偏差値の値を用います。
しかし、実際の授業の現場では、模試の偏差値はあまり気に留めることはありません。
本番直前の過去問の点数→私の印象→模試の偏差値、順位 の順番で総合的に判断し、合格の可能性を予測します。
生徒がまだ完成されていないときは、模試を受けないという選択肢も必要です。
そして、親が結果に過剰反応しないことが求められます。

叱る時は基準を

子どもは、親の評価をとても気にします。 親が子どもを叱る時は、具体的な基準を設けて叱るべきであると考えます。
結果がある程度出ている時でも、常に不平を言う方がいますが、子どもに不信感と劣等感を植え付ける結果になりかねません。
点数や結果だけではなく、具体的な行動を基準として評価することで、子どもの意欲をかき立てることができます。

信じること・忍耐

プロと呼ばれる家庭教師に依頼をするケースでは、志望校が現状と大きく離れていることも珍しくありません。
私が面談に伺った時点で、生徒も含め、誰も志望校合格を信じていないということもあります。
ただ、生徒の合格を信じる人間が私以外に誰もいないのであれば、合格は更に困難になるでしょう。
「その志望校は不可能・・」という塾で授業を受け、周りの誰もが無理だと考える状況で受験生活を送ることは、私から見ると、毎日落ちる訓練を受けているようなものです。
そういった状況であれば、手を打つ必要があるでしょう。

親は生徒の子どもとしての面しか見ていないのかもしれません。
親の前では甘えたがりな子どもでも、私の前ではたくましく成長しようとする意欲に満ちた授業の構成員なのです。

見ること

私の最大の仕事は、見ることだと考えます。
家庭教師として現場に入る以上、誰よりも生徒の成長や変化を見つけられなければならないと考えております。
生徒を最も伸ばす環境を創出する為にも、長所、修正点、そして有効な対策を見極めていかねばなりません。

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