家庭教師・基本方針
ここでは、すべての科目に共通する、私の授業の基本方針について説明します。
自律型の生徒を作る
生徒が大きく成長する為には、興味の持てない受動的な勉強から自分で決め、自ら積極的に取り組んでいく能動的な勉強に変えていかねばなりません。
その為に私は、家庭教師としての経験に基づき、以下に述べるアプローチをします。
具体的な行動レベルでの指示を出す
「ミスをするな」「問題をよく読め」「頑張れ」等の指示ではなく、「ミスをしないために」「問題を素早く正確に読むために」「頑張りを示す為に」具体的にどのような行動をとって欲しいのかと伝えます。
また、褒める、叱るといった時も、極力具体的な行動を基準とします。
そうすることで、生徒もただ叱られたといったネガティブなイメージを持つのではなく、改善点について目を向けることが可能となります。
枠組みを作る
私も含め、半ば習慣化してしまった悪い行動パターンを抱えている人は多いと思います。
勉強に取り掛かるのに時間がかかる・・朝起きられない・・苦手科目をつい後回しにしてしまう・・等が挙げられるでしょう。
私の授業では、こういったパターンが能力の向上を阻害している場合、具体的行動レベルで変えていきます。
自分を責め、意志の弱さを嘆くのではなく行動パターンを分析し、出来ることから改善し、習慣化させることで、良い行動パターンを生み出します。
説明することを求める
私の授業において、生徒は授業内容や自分の勉強時間と宿題のバランス、又は日々の生
活で感じたこと、等を説明することを求められます。
生徒は自分の状況や問題点を説明することで自分の問題点について認識することが出来ます。
最初はうまく説明できなくても、数か月もすれば、上手に自分の現状を説明できるようになってきます。
全ての科目の基礎は国語、ひいては日本語の力にあると考えます。
大人に対しては、単語だけの会話や、コミュニケーションを拒絶するような会話をせず、相手に対して自分の考え、思いを伝える努力をすることが肝要です。
時間の感覚を持つ
まだ社会に出たことのない生徒達には少々難しいですが、時間をきちんと管理する意識を身に付けることも能力を伸ばす上で、重要なことです。
普段の勉強を振り返って、無駄な時間がないかチェックをし、効率の良い時間の使い方を学べば、結果的に自由な時間も増え、生活の質の向上に繋がります。
保護者とのセッションの中で、状況を把握し、改善していく所存です
常に考えることを要求する
生徒は、教師のいうことをよく聞くことも大事ですが、指示を待っているだけでは成長に限界が見えてきます。
特に、算数の応用問題や国語の記述等の問題は、決められた時間の中で、自分で判断し、その結果に従って解き進めていかねばなりません。
問題を解くときに考えるのは言うまでもありませんが、あらゆる所に考え、判断する場面があります。
やらされている勉強からの脱却の為、今後の人生の為に様々なことを考えてほしいと思います。
真のモチベーションを得るために・・承認と責任
今までの授業を行っていく中で、保護者の方から勉強に対する気持ちが変わった、宿題を率先してやるようになった、等の報告を頂くことが多々ありました。
当初は、自分でも何故そういったことになるのかよく分かっておりませんでした。
しかし、コーチングやカウンセリング、その他承認欲求について書かれた本を読み進めるにつれ、真のモチベーションとは、アメとムチ、管理と報酬によるものではなく、勉強それ自体に喜びを見出すところから来るのではないかと結論にたどり着きました。
承認すること
生徒は、自分のやった勉強の成果が、正当に評価され、少しの変化を認められることで、モチベーションを得ます。
模試の偏差値やデータ、テストの点数だけによるネガティブな評価は、生徒のモチベーションを下げかねません。
点数には表れない生徒の頑張りをきちんと評価していくことが、私の重要な仕事の一つであると考えます。
責任を与えること
生徒には、基本的な事を伝えた上で、任せて責任を与えねばなりません。
最初は、任せても効率が悪く、生徒も戸惑うかもしれません。
私が全面的に指示を与え、進めていった方がはるかに早いかもしれません。
任せることは不安かもしれませんが、生徒が自分なりに答えを導くことが最終的に大きな力となるでしょう。

